嬉しく思った事

最近、嬉しく思った事
稽古とは
自分を厳しく鍛えること
みんながやってるのは空手の練習ではなくて
空手の稽古なんだ!

道場生たちには
常日頃からそう言い聞かせています。
なので稽古は毎週、毎日、厳しく行ってます。
今どき流行らないスパルタ教育的な指導方法で
褒めることよりも叱咤することの方が多い
毎週、毎日ですが
たまには楽しい気持ちで
稽古を締めさせてあげようと思って
ハンドミットを使った稽古をします。

それはハンドミットを上下に動かして
回し蹴りで射抜くことができたら成功
今日は一発勝負
今日はひとり二回
今日はひとり三回などと
稽古時間を見ながらやるのですが
それをやろうとすると
子供たちはとても喜んでくれます。

ゆっくりでお願いします。
ふつうがいいです。
早くしてください。
超スーパーウルトラ早いで!

ミットの速度のスピード調整を宣言しながら
回し蹴りを繰り出して
当たっても喜んでくれるし
空振りしても喜んでくれます。

先日それを体験の子が来ていた
二つの教室で久しぶりにやって見た時のこと
体験の子たちには
必ず当てれる速度でミットを
動かしてあげるのですが
体験の子たちが成功した時に
周りの生徒たちが自然と拍手をして
一緒に喜んでくれたんです。
そうされて体験の子たちが
また喜んでくれるしで

そんな光景を見ながらも
次々と来る子供たちの順番を
淡々とこなしてましたが
内心は生徒たちのことを愛おしく思ったし
とても誇らしく思いました。

あのまとを射抜くことが
どんなに難しいことか
経験して出来るようになったから
やってあげられたこと

みんな強くなったね!
そう嬉しい気持ちにさせてもらいました。

そして確信してます!
それは他の五つの教室に行っても
そうしてくれることと!
毎週、毎日、厳しい稽古を
頑張っているみんなだから!

これからも
空手の稽古を通して
もっともっと強くなって行ってくれることを
願ってます。

空手道 拳道会 愛媛支部のみんな
こころつよくなぁれ!




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