審査結果

先月に行われた審査の結果を
各クラブの稽古時に
発表して行きました

新しい帯を貰って
嬉しそうにしている生徒たちに
「頑張ったから嬉しいになれたんだよ。
頑張った先に嬉しいがあるから
だから頑張ろうよ!」
そんな話を言って聞かせる

先日朝のテレビで
頑張ろうって声かけは
今の時代ナンセンスな言葉になっている

頑張ろうと言われても
何をどう頑張ったらいいかが
分からない

頑張ろうって言葉が
プレッシャーになる
そんな考えを持った若者が多く
上司や先輩たちが
逆に気を遣って
声かけに悩んでいるとの
内容を取り扱った番組を見た

なんだかヤキモキしながら見ていたが
仕方がないことだとも思った

今の世の中の風潮が
子供たちの成長において
生産性の無い努力はさせない
無駄な努力はしなくていい

昔に比べると
がむしゃらに頑張ることは
必要のないことになってしまっている

家庭も環境も
そういった傾向に
変化してしまったように思う

子供の自主性に任せる。
そんなごもっともな言葉で
小さな子供のやりたいようにやらせて
本当に子供としっかり向き合うことが
出来るのだろうか
親が良いと思ったことを
子供が嫌がっていても
とりあえず頑張らせてみることで
やらせた責任があるから
ちゃんと見守るし
一緒に戦うし
一緒に考えて
向き合って行けるんだと
思うのだけれど

三つ子の魂百までと
いう諺があるように
小さい頃に頑張ってみようを
経験した君たちは
我慢をすることが出来るし
親子で一緒に向き合って
乗り越えて来た君たちは
自分で考える力を養っているし
そんな君たちだからこそ
もう頑張らなくても良い。
その判断も
ちゃんと自分でくだしていけるはずだから
頑張ろうはこれからもずっと必要なことだと
個人的には思う

そんな考えを持った指導者のもとに
お母さん、お父さん達は
きっと同じような思いを持って
大事な我が子を
預けてくださっている
そう思って、それを忘れずに
これからも生徒達と共に
しっかりと空手の稽古を頑張って行きます

空手道 拳道会 愛媛支部のみんな!
こころつよくなぁれ!

2021年 秋期審査会

先日は空手道 拳道会
愛媛支部の秋期審査会を
愛媛県武道館にて行いました。

新型コロナウイルスの影響により
9月の予定が10月に
10月も目処が立たず
先日へと延期された審査会

正直、満足行く稽古もできなかった中で
ひとりひとりが今できることを
精一杯出し切った
気持ちの伝わる審査会になったと思います

そして昇段審査に臨んだみなさん
改めて、見事初段おめでとうございます

君たちの6年間を総括する場が
とても厳しく辛い場になったけど
6年間しっかり稽古を頑張ってきた
君たちだからこそ
乗り越えることができたし
これからの人生の荒波も
乗り越えて行ってくれると
先生は信じてます

今審査で、そんな後輩たちの
高く厚い壁になってくれた
松山クラブ、大洲クラブの先輩方
先日は一日
本当にありがとうございました!

これからもみんなで頑張っていきましょう!

空手道 拳道会 愛媛支部のみんな!
こころつよくなぁれ!

道着おさがりプロジェクト第四弾

拳道会 愛媛支部
道着おさがりプロジェクト
第三弾もあったけど
それを飛び越えて第四弾
新居浜クラブ しいなから
大洲クラブ こはるへ

今だ猛威を振るう
新型コロナウイルス
お盆休みを経て
稽古を再開する予定の両クラブが
休止に追いやられてしまったことが
とても悔しくてやりきれない

そんな中でも芽生える勇猛
心強くなった者から
強くなろうとする者へと
受け継がれる思い

誰が悪いわけでもないから
誰かを責めるわけにもいかないし
だから頑張るしかないし頑張ろう!

そんな思いになれる「活人拳」
人を活かす拳
仲間を元気にさせてあげる技

真拳を養えるように
これからもみんなで頑張ろう!

空手道 拳道会 愛媛支部のみんな!
心つよくなぁれ!

君が選んだ道

中学生になって
週末も部活が入り
稽古に参加するのも
なかなかの一苦労

先月は午後から部活だったので
稽古に参加して
少し早めに切り上げてで

空手と部活とを
両立させることが出来たけど
今月は土曜日の午前中に部活が入るため
新居浜クラブの稽古に
参加することが出来ないとのこと

「この後の香川の善通寺クラブに、
一緒に連れて行ってもらっても
良いですか?」

9月の昇段審査を控えて
本人なりに悩んで出した答えを聞いた時
嬉しい気持ちと、
ありがたい気持ちと
辛い道を選ばさせていることへの
申し訳ない気持ちとで
とても複雑な思いはあるけれど
君が選んだその道は
間違いなく君の未来を
強いものへとしてくれる
正しい選択になったと
先生が言い切ってやる

6年間、色々なことがあったな!

審査会が楽しみだ
それまでしっかりと
その気持ちを貫いてくれることと
信じてます

まだまだ一緒に強くなろう!
ゆあ、こころつよくなぁれ!

居残り稽古

「稽古に来るのがいつぶりや?」
「1ヶ月ぶりです」
「なんて?」
「1ヶ月ぶりです」
はて?そうだっけ?

高校受験で稽古お休みします。
記憶ではそれからぶりなので
一年位経っているような…違ったか!

「入学式で新入生代表として
宣誓をすることになりました」
そんな話をしたっけとなると
1年も違うけど1ヶ月前も違うわ!笑

7年前は小学校3年生
4年生の時も
5年生の時も
6年生の時も
中1の時も
中2の時も
中3の時も
酷かったけど
小学校3年生の時は
本当に酷かった!

稽古前は隅っこでひとりぽつん
稽古が始まっても
喋らない声を出さない
稽古中に何度おらび怒鳴り散らしたか

それでもダメで
「今日から居残り稽古やるど」
そう言って始まった居残り稽古は
いつ終わるか
先の見えない不動立ち中段突き

大きな気合を出してない
腰が高い突きになってない
そんな理由で
永遠と続く不動立ち中段突き
時には200回以上突いた日もざらで
稽古後なのに
なぜだか稽古より厳しい居残り稽古

いくらやっても気合の見えない時は
手を挙げたし
「先生の家に連れて帰る」
そう言いながら引きずり回したし
わんわん泣いて
また突き直してを繰り返して
「お前が強くなったなって思った時に
卒業させてやる」

いつもそう言いながら
締めくくっていた居残り稽古

その時お父さん、お母さんはというと
他が帰って静まり返った稽古場の隅で
終わるのをじっと待っていました。

辛そうにしていても
ぶん殴られてても
引き摺り回されてても
何も言わず我が子と一緒に戦いながら
ずっと正座をして見守っていてくれました

背中からひしひしと伝わってくる
お父さん、お母さんの覚悟
その覚悟が本当に酷かった!

そっから変えてあげられたんだと思う
泣き叫ぶ我が子をほったらかすわけでなく
一緒に向き合って見守るという姿勢が
お父さん、お母さんにあったからこそ
居残り稽古を卒業できた今がある

今日の松前クラブの稽古前
「今日人数少な!」
そう子供たちが言っていたのを聞いて
「少ないとか多いとか関係ないわ!
どういう状況でも己の稽古を
しっかりしていくだけじゃないか」
と言いながらも
内心ちょっと少ないなーと
思っていたところに登場してくれて
なんだかスーパーヒーローに見えたぞ!

あの時の小学3年生が
今はこうなって先生を助けてくれるなんて…
なんだかしみじみです!

いくま、強なったのーまた一緒にがんばろで!

今、居残り稽古を
嫌がってやっている君たちへ
恨むなら先生ではなく
このお兄ちゃんを恨んでくれ!笑

復帰!

愛媛県随一の秀才学校に通い出して
2ヶ月が経ち
学校生活も慣れてきたとの事で
昨日から復帰
とても嬉しい気持ちに
させてもらいました!

空手という習い事が
どうしてもメインという
扱いにはならなくて
メインの習い事に対する
プラスアルファ的な役割
メンタルを鍛えるためという
サブ的な扱いになってしまう事が
多いと思う

そういった中で
一つの岐路である
中学への進学を迎えて
それでも空手を続けたい
続けさせたい
そう思ってついて来てくれる
生徒たちには
自分が小言を言う事も
自然と少なくなっていく
先生にやらされて来た精神修行から
自分で行っていく精神修行に
変わったからで!

空手が強いとか弱いとか
そんなもんはどうでもいいことで
真の強い人間を目指して
これからも怠ることなく
しっかりと空手の稽古を
頑張っていきましょう
己自身で!

おうすけ、頑張ろで!

拳道会 愛媛支部のみんな!
こころつよくなぁれ!

秀才学校に通うもうひとりの君は
いつ復帰してくれるのかな?
その日を楽しみにしてます!笑

卒業する生徒へ

一昨日、昨日と空手を卒業し
退会して行く生徒たちが相次いだ。

携わった日々は
7年、1年、2年と異なるが
どの子との別れも寂しい気持ちに
変わりはない。

稽古前、みんなの前で改めて
今日が最後の稽古になる事を説明し
最後までしっかり稽古をして帰るように!
そう託して稽古に参加させる。

稽古が始まると今日で居なくなるからと
もちろん妥協は許さない。

しっかり稽古に取り組んでいないと
怒鳴りおらび散らして緊張感を持たせ
それでもたるんでいる様であれば
やられて当たり前で手を挙げる。

最後までいつもと何ら変わらない対応で
稽古を進めて行く。

稽古後はみんなの前でお別れの挨拶
目の中をウルウルさせながら
今まで一緒に稽古をしてくれたことに
感謝を述べ
これからの自分の抱負を語り
残る仲間たちにエールを送り
「ありがとうございました」と
挨拶を締め括る。

何が正しいかなんて分からない中で
もがいて、悩んで、後悔して
毎日反省ばかりの空手教育だけど
それでも青少年育成と言う信念だけは
貫いて来たつもりの中で
旅立って行くこの子たちに
何か残る教育が出来てたかなーと
良い経験をさせてあげられたかなーと
涙ぐんでいる生徒たちを見ながら
ほんの少し安心させてもらう。

君たちが今まで習って来た空手は
心を強くするために習って来たもの
先生に怒鳴られても先生にぶん殴られても
それでも頑張ろうで
稽古を頑張って来た君たちだから
身につけたその強い精神力で
これからの人生を
しっかり乗り越えて行ってくれると
先生は信じてます!

らいき、さあや、ゆいと
ともき、こうすけ頑張れよ!



勇気をくれた仲間

まだ正式な連絡が届いていない施設もあるけど
愛媛県内7クラブが休会になって約2ヶ月
やっと稽古を再開できそうだ。

ちょうど一年前の同じ時期に
緊急事態宣言を受けて
2ヶ月もの間空手の稽古が出来なくなって
そこから一年をかけて
やっと元の雰囲気を取り戻したはずなのに…
正直、今回は少々心が折れそうになった。

「いつお前と友達になったんじゃ!」
子供たちがタメ口をきいてこようものなら
直ぐに圧をかけて敬語を使わせる様にする。

間違いなく友達では無い。
友達では無いけど
でも仲間だとは思っている。
それを言葉に出して言うことは決してないけど!
そんな仲間たちが居てくれるから
一からまた頑張って行こうと思う。

「別に怒ってるわけじゃない
ただお前の諦めた姿が嫌いなだけ
下を向いてないで次は頑張れよ」

子供たちにそう言われないように!
また頑張ろう!

善通寺クラブに通ってくれた1ヶ月
たくさん学んだことがあったし
たくさん伝えてあげられたことがあったし
何より先生が勇気をもらえた。

そんな仲間たちよ!ありがとう!

一緒に強くなろう!

先週土曜日も香川県善通寺クラブでは
何とか無事に稽古を行うことが出来ました。

稽古前にみんなを集めて
「香川もコロナ感染者がだいぶ増えてきて
もしかしたら来週からかもしれないし
いつどうなるか分からない状態に
なっているけど
今稽古を出来ていることを
ありがたいと思って
ちゃんと稽古をしていこう」

拳道会 愛媛支部が200人空手が
好きで来てるのは10人くらいで
後の190人は隙あれば辞めてやろう
親が言うから通ってるだけで
好きで来ているわけじゃなくて
行くのが当たり前で来ている子たちばかり

「いつもは嫌々で通ってた空手教室も
いざ無くなってみると
空手もよかったなーて
今愛媛の子たちは思っている。
ずっとやっているとそれが当たり前になって
その気持ちを忘れてしまうけど
去年もコロナで
稽古ができなくなった時もそうだったし
3年前の西日本豪雨災害の時は
大洲クラブの子たちは
稽古が出来なくなったのは勿論だし
お家に住めなくなった人たちも
たくさんいたんだ
だから普段何気なく送れている生活を
当たり前だと思わないで大切にして欲しい。
今出来ている事をありがたいと思って
それをちゃんとしよう!
そう思える人間になって欲しい」

そんな話を稽古前にしました。
それでも絶対に分かってないし
伝わってないと思う。

子供たちは自分たちには
まだまだチャンスはあると思っているから!

だからこれからも
「先生しつこいなー その話前も聞いた」
それを続けて行きたい。

そして本当にこれから
香川もどうなるか分からない中で
紹介させてもらったオンライン稽古の案内には
本心を付け加えさせてもらった。

「今回の緊急事態宣言に関しては
学校もやっているし割と制限が緩やかなので
子供たちへのストレス的な部分も
まだ少ないということで
利用者も20人くらいで
正直そこまでは重宝されてませんが
それで良いし
ずっとそうであって欲しいと思ってますが
必要とされた時に
いつでもまた受け入れができるようにと
続けては来ました」

参加してもらってみんなに会えるのが
とても嬉しいし元気をもらえる。

でも必要ないオンラインであって欲しい!
心底そう思う。

このコロナ禍で
みんなが大変な困難を抱えて生活する中
それでも子供たちには
可愛そうな思いをさせたくないと願う
大人たちしかいないと思っている。

政治がつまらんけー
自分もつまらんことしてます。
そんな言い訳してても何にもカッコよくない。
だから頑張ろう大人たち!
情けねえ〜にならないように!

おいコロナ、大人をおちょくるなよ!
今起こっているこの世の全ては
パロディでも何でもないから!
だから一緒に強くなろう!

大人たち、こころつよくなぁれ!

オンライン稽古〜 はじめました〜

空手の先生の朴です!
オンライン稽古〜
はじめました〜

今日で愛媛県独自の
コロナ感染対策期が終わって
明日から稽古が各クラブで
再開される予定だったはずが
来月19日まで延長されて
午前中から稽古再開延期の連絡で
てんてこまい

なんでこんな事やってるんだろ?
1年以上もコロナに振り回されて
もう少し場当たり的な対応ではなくて
有効性が持てるような対応が出来なかったのかと
腹ただしくなりながら
それでもなぜ愛媛から
コロナの人数が減らないのかが
不思議でしょうがない。

中途半端な対策期に
蔓延防止に
緊急事態宣言だしで
学校はお休みなのに
オリンピックの聖火ランナーはやっている。

突っ込みどころ満載の矛盾だらけで
コロナに小馬鹿にされても
仕方のないような気もしなくもない。
そんな不平不満を感じながら
お母さん、お父さんたちに連絡を入れると
皆さんその考えを諭してくださるような
励ましてくださるような返信をくださいます。

「延長されるのがとても残念です」
「先生もお体に気をつけて下さい」
「また稽古ができるのを楽しみにしてます」
だから明日もまた頑張ろうと思える!

そして
「オンライン稽古を日曜日以外も
やってもらえますか?」
そう言ってくださるお母さんたちも!
やりますやります!
今は暇人なので
いつでもリクエストくだされば
直ぐにやります!

はる、早速今日からありがとう!
久々に顔を見れて嬉しかったし
一緒にいい汗を流せて楽しかったです。

しいな、ひなた、いつでも待ってます!

という事で
日曜日以外で稽古をやってほしいとの
リクエストがあれば
1人からでも受け付けます。

オンライン稽古〜
はじめました〜

やる気!元気!もりわきー
夢中!熱中!ちょるちゅー

なんなら、てっちゅーでもイケるなー

冗談はさておいて!
やっぱり仲間が居るって良いもんだ。

いっしょに強くなろう!
拳道会 愛媛支部のみんな!
こころつよくなぁれ!